- WORKS住宅
つなぎの家 -tsunagi-
Kanagawa 08,2001
- 施工 (株) 米村工務店
- Photo: Naoomi Kurozumi
- 新建築 住宅特集 2002-03 掲載
New House 2002-06 掲載
Monthly M 2002-01 掲載
建築ジャーナル別冊-ASJ- 掲載 - 家族をつなぐかたち
住戸１には絵や写真を趣味とする、６０代の父親と２０代の息子の２人。住戸２には将来移り住む予定の娘夫婦２人が週末に利用し、全員が食事を共にすることが多い。
その異なった生活体系をもつ家族の領域は明確に分けられ、時にはつながることができるかたちが求められた。
２棟間の共用部は、１階中庭が住戸２の、２階デッキテラスが住戸１の領域として、また、ロフト階のルーフデッキは各住戸の領域として、それぞれ個々の場でありながらも視覚的に連続していく。
また、「内と外」、「個と共」の領域が世帯間を超えて縦横に展開していく。 その境界を家が制約することなく、住まい手みずから自由に決定し、操作できる構成としている